父親を憎むことの後遺症

父親を憎むことの後遺症

こんにちは。松本 薫です。

ご訪問いただきましてありがとうございます。

生まれて初めて男性という存在を知るのは、父親からです。

父親との関係で、この後の男性との付き合い方、男性に対しての価値観が植えつけられていきます。

父親が母親に対して暴力を振るったり、暴言を吐いたり、また自分が父親に虐待を受けていると、

父親に対して恐怖と憎しみの感情を持ってしまいます。

その結果、男性不信になったり、男性を受け容れられないようになります。

不倫を繰り返してしまう女性は、父親との関係に起因しています。

大人になって、男性とのセックスを極端に嫌がったり、セックスが男性に抑え付けられているような嫌悪感を抱きます。

恋人同士の時は何もなくても、結婚して自分が母親になると、父親への憎しみがフラッシュバックして脳裏に浮かび上がってくるのです。

対象が父親から夫に変わり、夫を受け容れられないことで悩み出します。

夫婦関係がぎくちゃくしたり、夫の威圧感のある言い方に過敏に反応をしてしまいます。

夫に対しては、深い部分では愛情を感じているのに、どうしてこんな感情が湧いてくるのか苦しむこともあるでしょう。

夫が、父親との関係を癒すことに導いてくれる存在になるのです。

憎しみや恐怖という感情を持ち続けることは、健全ではありません。

正常な男女関係を保てず歪んでしまいます。

そして、憎しみや恐怖感を抱き続けることで、自分を否定してしまうのです。

負の連鎖が続いてしまいます。

本来の愛のある関係に修復していきましょう。

自分の中にある、父親への憎悪を解き放ちましょう。

あなたの中の調和のとれた男性性と女性性であるなら、夫、男性との関係も愛のある喜びの関係が創られていくのです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

真心と愛を込めて