大っ嫌いな母親のことが頭から離れない
こんにちは。松本 薫です。
ご訪問いただきましてありがとうございます。
母親との確執で悩んでいる方の話を聞いていると、
母親のことは「大っ嫌い!」と言い切ってきました。
母親のせいで、今までどんなに我慢してきたか、好きなこともできず、好きなように生きられなかった。
と恨みつらみを打ち明けていました。
そして、大人になった今でさえ、何をするにも「これをしたら母はどう思うかな?」と考えてしまうそうです。
大っ嫌いな母親のことが、頭から離れないんですね。
それを聞いて私は、頭から離れられないくらいお母さまのことが「大好き」なんだなと思いました。
それを伝えたら、「そんなわけない!」と憤慨されていましたが、
きっと大好きなのです。
自分はお母さんのことが大好きで、お母さんに愛されようと全てを受け容れてきた。
けれど、大好きなお母さんは、自分のことをちっとも受け容れてくれない。
こんなに大好きなのに。。。。
子供の頃は、自分も無条件に母親のことを受け容れてきたのです。
それが、自我が目覚めるようになると、こんなことはおかしい!全く見返りがないじゃないか!と思い始めます。
愛情が憎しみに変わってきてしまったのです。
両親との関係は、愛情を学ぶレッスンです。
この方は、母親から条件付きの愛を学んだのです。
自我が目覚めるようになって、見返りを求めるようになってしまったのです。
でも、思い出してください。
子供の時は誰しも、無条件の愛で受け容れていました。
たとえ、あなたが母親に愛されていないと思っても、あなたの中には、母親を無条件に受け容れる愛情の源泉があるのです。
それに気づくならば、見返りを求めて母親からの愛情を受け取ろうとすることもありません。
学びは終了です。
これからは、自分の愛情を表現することだけを考えていきましょう。
そうなれば、頭の中が母親のことでいっぱい、という状態から離れられるでしょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
愛と感謝を込めて