逆DVで悩む女性

逆DVで悩む女性

こんにちは。松本 薫です。

DVと聞くと、男性が女性に暴力を振るうことを思い浮かべてしまいます。

男性の方が体力的に力がありますし、その力に抵抗できる女性はなかなかいません。

男性の怒鳴り声や暴力的な姿を見ると、ほとんどの女性は怖いと思うでしょう。

でも男性側から見ると、女性がヒステリックに怒ったりする姿はかなり恐ろしいようです。

さらに男性に手を挙げてしまう女性もいます。

自分の旦那さんにDVをしてしまうことに悩んでいる女性が、相談に来たことがありました。

最初は、旦那さんの優柔不断で決断力のないところ、自分が頼りたいのに、

相手の方が頼りにしてくるところにかなり苛立ちを感じていました。

相手が弱いから強くなってしまう、また自分が強く出るから相手が弱くなってしまう・・・

どちらが正しいという答えは見つかりません。

ただ、相談者の女性も、苦しいでいました。

感情的になって怒り叫び、暴力を振るってしまう自分が嫌で罪悪感に苛まれていました。

もう暴力を振るうのはやめよう、と思っても手を出してしまう・・

いくら言っても旦那さんは変わろうとしないし、もう離婚するしかないのかもしれない。。。

相談者の女性は、旦那さんを必死に変えようと奮闘していました。

そこが問題だったのです。

正当性を理由にあげて、相手を変えようとしても、人は変えることはできないのです。

変えることができるのは唯一自分だけです。

イライラしていることは、自分に対しての苛立ちだったのです。

相談者の方はとても上昇志向の強い方でした。

仕事もバリバリやって、キャリアを積んでいこうと思っていた矢先に病気になってしまったのです。

難病と云われる病にかかってしまい、やりたいと思っていたことを諦めてしまいました。

相談に来た時は、だいぶ症状も安定されていましたが、またいつ再発するかわからない恐怖を抱えていました。

状況を呪っていても事態は悪化するばかりです。

病気は、ある意味自分に対してのギフトでもあります。

それを受け容れた時に、本当のギフトとしての意味を知ることができるのです。

今までやりたいと思っていたことはできなくなってしまったけれど、

視点を変えれば、新しくできることも必ずあります。

過去を手放し、自分の現状を受け容れることで、心に平穏が訪れます。

自分自身を満たすことも自分にしかできません。

全てが祝福に変わることができるように、優しく自分自身を受け容れましょう。

心が穏やかで、自分自身で自分を満たしてあげることができたら、もう旦那さんにDVを振るうことはありません。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

愛と感謝を込めて