家族であっても境界線は必要
こんにちは。松本 薫です。
一つ屋根の下に、人格の違う者同士が暮らしていくには大変なことです。
人数が多ければ多いほど、調和を取るのは難しくなってきます。
特に同じ血の繋がった家族になると、お互いに所有物のような感覚になって、
人格を無視してしまうことが多くあります。
これが悲劇の始まりです。
家族の中に独裁者がいると、周りはそれに反抗することなくひれ伏さなくてはなりません。
言いたいことも言えず、我慢の連続。。。
家族とは尊く、一番分かり合えている存在だというのは、まるで幻想のようです。
家族の問題を自分のことのように抱えて苦しむこともあります。
また、ずっと長年続いている体制を変えずにいることも、問題のひとつです。
一番近くにいる人にこそ、健全な境界線を持たなければなりません。
それは、自分を認め相手を認めることであり、お互いの人格を尊重すること。
深く思いやる気持ちは大切ですが、相手の問題に深く介入して自分を見失うことはしないでください。
家族であっても、それぞれの人生がある。
一緒にいるだけが、家族ではありません。
家族の問題で悩んでいるなら、一旦距離を置くことも良いと思います。
近すぎて見えないことが、離れて見えることもあります。
家族であっても健全な境界線を保つことは必要なのかもしれません。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
真心と愛を込めて